MARUHA MOTORS

新型4連インジェクション ・ 50mmボディ

4連システムは基本的に45mmボディが標準となっています。

排気量や仕様に合わせて、インナーベンチュリの設定もあり、細かにセッティングが可能になっています。

しかし、弊社のフラッグシップ的、頂点に位置する2.1Lは非常に強烈なパワーを発揮するロードスター市場の最高峰エンジンです。
この排気量をしっかりと受け止めるには、さらなるボディサイズが有効となります。

そこで、2.1L仕様を前提に専用50mmサイズも設定を致しました。

2.1L仕様に合わせて

2.1Lはクランクシャフト・ピストンの変更により、2Lを超える排気量となります。
この仕様のままで、標準スロットルを使用しても折角の醍醐味がスポイルされることとなります。
しっかりとしたトルク・パワーを発揮するために4連インジェクションキットとの併用を推奨する次第ですが、さらにサーキットなどでの高回転域を重視したパワーを狙う場合には、この50mmボディが大変有効です。

インナーベンチュリの廃止

45mmポートに合わせて、スロットルボディ部に接合するベンチュリアダプターを廃止し、その分長いファンネルを装着します。

50mmサイズの場合は、ベンチュリを使った細かなセッティングを行わりに代わりに、ロードスターエンジンでの最高峰を目指す高馬力を強かに狙う姿勢を崩しません。

この割り切った仕様は、サーキットでのタイムアタックなどを目的とし、本来のBPユニットとは比較にならない程のトルクとパワーを稼ぎ出すために設定されています。

チューニングの多様性

MARUHAの2.1L仕様とは関係なく、他パーツでくみ上げた独自のエンジンに際しても、高速サーキットでのバックストレートを力強くすることにもお役に立てそうです。
チューニングの“正解"は人それぞれ、各自の判断や考え方で創造豊かにエンジンをモディファイする楽しみはメカ好きには至極の瞬間です。
流速を重視したピックアップよりも、アクセル全開時のパワーを狙う姿勢を補うサイズが50mmです。

ロングファンネル・小径加工

50mmサイズであっても、採用されるスロットルは薄型。
45mmキットでは採用されているインナーベンチュリ用アダプターが廃止される分、さらに際立つ長いファンネルが装着可能となっています。

光輝く、迫力の50mm用ファンネルは、気筒間ピッチ以上にファンネル径が大きいために、わずかに干渉するオーバーラップ部をカットする必要があります。

弊社オプションとして、ファンネル小径加工も承っております。

設定

50mmキットは、NA8用・NB8用のみの設定です。
NA6・NB6用には設定がございません。

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