ロードスター用の車高調整式のサスペンショキットが様々販売されている市場の中で、ストリート専用で仕上げられたキットは少ない。
サーキットに興味が無ければ、そんなにたいした乗り方をしないのだから、車高調整などのオーバースペックのニーズは少ないと考えられているためなのでしょうか?
事実、BCダンパーについてはF8kg・R6kgのスプリングを装備し、ストリートからサーキットまでを幅広く網羅する性能と実にコンフォートな乗り心地をアピールするも、本当にストリートのみに限定して使用するユーザーには“そこまでのスペックは・・”と及び腰になってしまう方もいる。
ストリート専用となると、従来はダウンスプリングを使って終り。
と言う手っ取り早い方法もあるのだが、ちょっと車高を下げれば、それで満足なのだろうか?
コストは抑えられても、本質的なサスペンションの機能はダウンスプリングだけでバランスできるはずがない。
ストリート仕様のポイントになるのは何か?
改めてストリートユーザーの気持ちを考え直すことから開発を始め、多くの方が求めているのり安さと性能、そしてコストパフォーマンスの高さを基本に、様々な要素を含んだ“ストリート”サスペンションキットを実現しています。

ストリートを前提に幾つかのバネレートをテストしたものの、柔らかいバネを使うほどに難しい面が出てしまう。
フルバンプ時の線間密着などはその例で、従来使われる6kg以上のバネでは殆ど気にしなくても良い点も、柔らかなストリート仕様では問題点になってしまう。

また、しなやかな感覚はレートに加え、バネ自由長にも大きく関連し、車両内に無理なく納まり且つストローク性に柔軟さとシャープさの兼ね合いを見ながら決定された。
結果的に、バネ線径、有効巻き数、荷重、などを見直した特注スプリングで対応しております。

マルハの考えるストリートサスはスプリングから作り始めているのです。
従い、レートはフロント6kg・R4kgの固定になります。

ストリート仕様での大事なポイントに車高調整があります。
やはり、本体にネジを切ってあるコイルオーバー式が望まれ、容易に車高の調整が可能になります。

付属のレンチを使い、車高調整します。
コストを抑えたCリング式でも確かに車高調整式ですが、実際には車両に装着後は簡単に変更できるものではありません。

サスペンションの下部にはボトムブラケットと呼ぶネジ式ボトムエンドが装備されています。
このボトムブラケットのネジかみしろによっても車高が調整できるのです。
つまり、スプリングのロアシートを上下させるだけでなく、ボトムブラケットを使って有効ストロークを確保しながら車高が調整できるのです。

ボトムエンドは強度とライフを狙ったウレタンブッシュが採用されています。
NB型アッパーマウントを採用し、突上げ感を抑えています。
純正で使われている部品は、音対策やライフを前提に非常に良く出来ています。
これらパーツを採用することで、ストリート仕様としては最適な機能を満たすことが出来るのです。

また、アッパーシート下部にはアルミ削りだしの専用アルミアッパーシートを装備に、スプリングの密着性と固定を向上させています。

幅広い15段クリックの減衰調整は、多くのニーズに応えるべく設定されたマルハ拘りのセッティングです。
比較的柔らかいスプリングとのマッチングを考慮した減衰力は、その調整幅を駆使いただければ悪天候でもラジアルタイヤを路面に確実にグリップさせ、ドライバーに適度なロール量とコントロール性を伝え、ストリート仕様ながら本格的なサスキットの持ち味をご堪能いただけます。

従来のBCダンパーに比べ、ケース径は少し細くなっています。
その分、油量は少なくハードドライビングにはつらい面が出てきます。

このあたりがBCダンパーとの大きな差ですが、BCストリートは公道・峠においてのスポーツ走行に十分対応できる性能を誇ります。
また、シャフトはBCダンパーと同等のシャフトを使用し、強度を引き上げています。
本体はメッキ処理が施され、防錆対応も万全です。
マルハBCストリートは勿論オーバーホールが可能です。
長く使って頂き、オーバーホールで性能を維持する。これはサスペンションを大事にするユーザーにとって心強い要素です。
手ごろな値段であっても、アフターサービスを充実させ、性能と信頼を一人でも多くのユーザーから得る為に設定されるマルハの拘りでもあります。

BCストリートはBCダンパー同様に専門工場にて特注扱いで製造される、まさにマルハスペシャルなのです。
製造リードタイムは実に2−3ヶ月。
供給に支障がない様に安全在庫の確保に努めておりますが、時として欠品になる場合もありますので、どうぞ事前の在庫確認をお願いいたします。
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