ロードスターの定番メンテメニューの代表格にフルブッシュ交換があります。
各部サスペンションアームに圧入される全22箇所のブッシュ交換のことです。
10年・10万キロを経過したロードスターは今や珍しくもなく、マルハに入庫する多くのロードスターがそんな感じです。
サスペンション交換はもとより、サスペンショアームを支持する各ブッシュを交換して、自慢の愛車をリフレッシュ・・そう考えるユーザーはとても多いのです。
サスペンションの交換はマルハBCダンパーも含め大抵の場合は日帰り作業で対応するのが一般的。
しかし、ブッシュはちょっと異なります。
アームを車体から取り外し、ブッシュをプレスで打ち出し、新しいブッシュを再びプレスで圧入する。
その後、アームを車体に取り付け、最後にアライメント調整をして仕上げ。
マルハでさえ手際よく仕事をしても、丸一日掛かる作業です。

何とかもっと時間を短縮して、且つ精度を上げられないものかと考えておりました。
そこで、新たに採用したのが、専用ジグを使ったアームASSYの作り置き。
作業当日はアーム毎の交換なので、作業は大幅に短縮可能となります。


ジグの作成には新品アーム類と新品メンバーを使い、基準を設けました。
その後は複数の中古アームを使いチェックを重ね、精度が保たれていることを検証いたしました。


検品用のボルトは純正ボルトを使い、且つジグ側の貫通穴はボルト径ギリギリに設定してあります。
アーム全体に歪みがあるとボルトが間単に貫通しないので、アーム自体の歪み、あるいはブッシュの偏りが容易に確認可能。


ジグを使ってアームを検査することで、様々なメリットが生まれます。




アームブッシュ交換のみが通販レベルで対応が可能になります。
アームは何とか取り外しができるが、ブッシュの打ち換えはできない。ましてや歪みの測定はとても無理。
こんなプライベーターやショップ様にもアームASSYをマルハに送って頂ければ、ブッシュ打ち換えを通販レベルで受け賜ります。
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