他項で説明している通り、NewFカムはNA8用とNB8(Sr-1)用に分けて設定されています。
NA8用はHLA対応になっていますが、長年使ってきたHLAからカンカンと打音が出始めているケースもあります。
また、NB用のスペックはリフト量も大きく、更にシム式のプロフィールの為に、高回転でのパワー感はNA用よりもあると言えます。
こう言った総合的な観点からシム対応のNB用FカムをNA8に装着する方法があります。
NB用のFカムはリフト量が10mmと大きく採ってあるので、最大回転半径もNA用に比べると若干大きく、そのままNAに装着するとバルブリフターホールのエッジに僅かに干渉する場合もあります。
リフターホールとカム山の干渉を避けるべく、逃げ加工の必要性がある場合は、加工時の金属粉除去作業が必要になりますので、エンジンやヘッドO/H時に取付を考えられることを推奨いたします。



NA8C純正カムのプロフィール:
IN側8.1mmリフト・最大回転半径26.1mm。
EX側8.6mmリフト・最大回転半径26.6mm。

NA8に装着する事での利点をまとめると:
となります。
NB用に設定したリフターセットをそのままNA用に使われる事も勿論OKですが、HLAを改造するラッシュロック式であれば、大幅にコストを抑える事ができます。
ラッシュロックはクリアランスカラーをHLAから抜き出したプランジャーの代わりに詰め込むもので、インナーシムとして機能させることが出来ます。
バルブ廻りの軽量化を優先させる場合は、NB用のリフター&キャップシムを推奨。
コストを抑えてのコストパフォーマンス優先であれば、NA用HLA改造(ラッシュロック)を推奨します。

HLAを改造して、ラッシュロックとした図。
HLAセンターボディ内のプランジャーを引き抜き、代わりにクリアランスカラーを
インサートする。(図中 濃いグレー部)。
| 作用角 | リフト量 | HLA | ベース径 |
| IN 252度 | 10.0mm | 要専用リフター | 33mm |
| EX 256度 | 10.0mm | 要専用リフター | 33mm |
2.65〜3.65mm 0.05mmごとに設定があります。
1台分には16個必要です。

是非、ご検討ください。
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