ローテンプサーモ
For Roadster

Price: 7,300.yen

ローテンプサーモスタットはそこそこの効き目があります。

全体的にオーバーヒート気味なエンジンをこのパーツだけでとても解消できるとはとても思えませんが、合理性は否定できません。]

一度上昇してしまった水温を低下させるにはそれなりの熱カロリーを吸収しなくてはなりません。

それより早めにサーモが開いて熱交換(冷却)を開始したほうがより安定した制御ができることになります。

レースではほとんどの場合、サーモスタットは取り外してしまいます。

室内にヒーターなどないのでとにかく冷やすことを前提にした処置です。これを一般の車に適用すると少々厄介なことになります。

サーモレスと標準サーモの中間に位置するのがローテンプサーモと言ったところでしょう。

この考え方は随分昔からありました。

何も今時の最新パーツではありません。

ミニ(現在はローバー)はラジエーターが左フェンダーに沿って縦置きになっていて、日本の気候では常にオーバーヒート気味になってしまいます。そのためこの手段は以前より設定されていました。

サーモスタットはほとんどがワックスペレットタイプと言って,いわゆるワックスの熱膨張を利用して開弁をさせます。

80度〜82度で開弁しますが、実際はもっと低温から徐々に開弁は始まっています。

この温度設定は開弁後にはエンジン温度が安定することが前提としているわけですが、つまり燃焼に最適なエンジン温度を維持させる為に設定されている開弁温度なわけです。

従って、むやみにローテンプサーモを使用することはありません。


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