MARUHA MOTORS

スタビライザーエンドロッド(ピロ式)


長年販売をしてきましたマルハ定番のスタビエンドロッド。
この度デザインを変更いたしました。
機能上の変更はありません

1. 各部の構成

以上が各部の構成となります。
小さな部分にも配慮されている事がお分かり頂けるものと思います。

2.価格

マルハ・エンドロッド発売当初 他メーカーのエンドロッドは質の割には高額な価格が付けられていました。
2本セットで15,000円前後。 チョッと高すぎる感がありましたから、マルハ・オリジナル品を企画。
ところがコレだけの構成部品を拘って揃えると、実にコストが掛かる事が判明。
量産での単価削減と各協力メーカーとのバックアップのもと、今日でも他品と比べて十分に納得の頂ける低価格を設定しております。

3.給油式か無給油式か?

企画当初に検討した部分でもあるのですが、マルハでは給油式を採用。
先ず、車のスタビライザーは雨、泥にさらされる非常に過酷な条件下で機能させる部品である事に重点をおき、常にメンテナンスが出来る事を前提と考えました。
純正部品も含め、サスペンション系で無給油式が採用されている例は極めて少ないのが現状です。
無給油式はピロ内部にテフロンなどの自己潤滑性を利用した油分をさほど必要としない素材を介し安定した性能を図る様に工夫はされているのですが、そもそもピロエンド自体が汎用品。
特に自動車部品専用品に製造されているものではありません。
つまりは、他工作機械や製造ラインの一部に採用される事が多く、容易に給油が出来ない箇所や耐水などの配慮をさほど要求されない部分に無給油式が使われる事が殆どなのです。
ところが、車の下回りの様な過酷な使用条件に加え更には大変大きな荷重が常に掛かり、ましてや何年、何万キロも使われるエンドロッドにできれば定期的に給油をするべきと考えるのは当然と言えます。
荷重の掛かる部分には極圧をなるべく避けるようにグリースが注入され、磨耗を抑えロングライフを図ります。
自動車部品のサスアームやロッド関係に使われているジョイント部にはゴムブッシュ以外は全てグリースが充填され、ブーツで被覆されたり、ニップルによる給油メンテが出来るように本来配慮されています。

当社採用のエンドロッドメーカーのデーター比でも給油式の方が高荷重に耐えられる事が分かっています。
問題は、グリースガン。


マルハでメンテを頂ける方にはグリースアップを致しますが、地方で通販購入される方には上記ツールを改めてお勧めします。

専用ノズルがあると扱いに便利ですが、グリースガン本体に付属のノズルでも給油は可能です。
グリスガン本体は全長252mmで非常にコンパクトな物で、扱いやすく保管も楽です。
プロショップの方は現在お手元のグリースガンに下記専用ノズルを併用することもできます。
ピロエンドのニップルは大概が規格となっていますので、整備性の向上に必ずお役に立てると思います。
ノズルの根本ネジピッチはPT1/8です。

専用のグリースは通常ケース販売となりますが、マルハで在庫を抱え、ユーザーには1本単位で販売を致します。

4.使い方

NA系ロードスター

純正のエンドロッドを取り外します。
マルハ・エンドロッドの全長を純正品とほぼ同等にアジャストさせて取り付けます。
仮取り付け後にピロの向きや給油ニップルの方向(後でグリースアップさせやすいニップル位置にあること)、を確かめてしっかりステンレス・ロックナットを締める。

ロックナットが緩いとピロエンドのネジ部のガタの原因となり、機能低下や損傷に繋がる可能性があります。

NB系ロードスター

ロアアームの取りつけステイ形状やスタビラーザー本体への固定がNA系と異なる為に、NA系で使われている通しのボルト&ナットのセットが別途必要となります。
1箇所に上下で2セットのボルト&ナットが必要です。
1台分は合計8セットになります。


性能・効果

NA系のエンドロッドはゴムブッシュ。
スタビライザーの初期効きをこのブッシュの部分で吸収してしまいます。
ピロロッドに変更し、スタビライザー本来の効きをダイレクトに反応させることを目的ピロエンドロッドは使われます。

また、強化スタビライザーの効き具合を調整する為に、スタビライザー本体の両端に複数の穴が開いている物があります。
支点の距離を変えて効き目に強弱を付けるのですが、穴位置に合わせてエンドロッドが伸縮しなくてはなりません。
ターンバックル(ロックナットを緩め、本体部分を回すと伸縮する機能)式になっている為に用意にアジャストさせる事が可能です。
NB系に設定されているスタビライザーも本品の併用でNA系に取りつけ可能となります。

6.RACING THREAD CONTROL KIT より


マルハで特別設定しているケミカル用品(レーシング・スレッド・コントロールキット)内で構成されている TECH LUBE(テック・ルーブ)はピロ部に非常に効果的です。
テック・ルーブは吹き付け直後は液体状で狭いスペースに浸透し、数分後にグリース上に硬化する特性があります。
サスペンションスプリングの上下シート部や車高調キットのネジ部、ピロ部等に使う事を前提に開発されたスプレイグリースなのです。
耐水性に優れ、ロングライフが期待できる特殊グリーススプレイです。

どうぞ、ご検討ください。

マルハ定番商品のスタビエンドロッドとトーコンキャンセラー
これらの製品に関して、モリーグリースを小分けで付属します。
マルハエンドロッドは給油式を採用して、専用のニップルがピロ本体に設けられています
専用のグリースガンを使って給油が可能です。
当然、定期的に給油が出来れば異音や摩耗に対して大変効果的なわけです。
ところが、これら専用グリースガンは決して安いものではありません。
そこで、最初からモリブデン主剤の高級グリースをピロ部やボルト&ナットに塗って頂き、万全を期して頂けたらと思う次第です。

モリーグリースは高荷重クラッチグリースと同じ製品です。
性能に関する資料はレーシングスレッドコントロールキットをご覧下さい。
最近、ようやくレーシングスレッドコントロールキットが浸透してきた様です。
多くの方にご指示頂いて本当に嬉しく思います。
ライベーターの方には絶対役に立つケミカル(潤滑)剤を中心に一般ユーザー向けに小缶に分けた大変充実したマニアック向けセットです。
構成内容の一部であるモリーグリースを始め、今一度全セットを確認してみてください。
どれもコレも、一流で簡単に手に入らないものばかりです。
是非御利用頂きたいと思います。

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