ロードスター用に限らず、メーカー純正部品は年々値上げの一方です。
加えて、NA6・NA8辺りからの純正部品は、車両販売開始からすでに20年以上を経過していることから、生産中止になっているアイテムが続出しております。
ロードスター用純正部品の管理アイテム数は日本一を誇るMARUHAですが、メーカー生産中止の場合、話は別。
廃盤製品はストックのしようがありません。
そこで、今年(2011年現在)より純正部品以外の優良OEM品の手配に乗り出しております。
ラジエターホースやヒーターホースに関しては、他国産車用を製造しているホースメーカーとの折衝を続けましたが、コストや量産数面での折り合いがつかず、一方でシリコンホースの大手メーカーとの業務提携が予想外に良好に進み、この度当社オリジナルシリコンホースの販売に漕ぎ着けました。
シリコンホースは、純正の様なラバーホースと異なり、比較的イニシャルコストが掛からないことがあり当社の様な規模での量産には向いています。
しかし、単価自体はどうしても高くなる傾向にあります。
この度のシリコンホース製品の業務提携は、国内屈指の販売量を誇るMARUHAラジエターとのセットを見据え、積極的な販売戦略を立てることで、今までにない規模の大量生産数での提携に踏み切りました。
シリコンホースとしては、チューニングパーツ市場に嘗てなかった低価格を実現し、純正ホースとの価格差を殆どないレベルまで引き下げていることが最大の特徴です。
また、製品クオリティを維持するべく最適なホース内径を設定し、無理のない作業性とシール性を両立。
3層構造故に太くなる外径に対し、ステンレス製のホースバンドを付属させる配慮も惜しみません。
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