スプリング
For Roadster

Price: 6,000Yen/本〜


サスペンションのセッティングで結構悩むのがスプリングの選択です。

当社の選択方法は先ず硬すぎるだろうと思われるバネから徐々にレートを下げていきます。

ある程度のロール感やグリップ感が得られたところでそこを中心に減衰調整やスタビライザーの調整に入ります。

車高は一定のままです。

色々な方法があると思いますが、あれこれといじり回る間に泥沼にはまるのがセッティングの常です。

端的に要領よくセッティングをこなすかがポイントになります。

当然、車のスペックやタイヤによっても必要とされるバネレートは変わります。

そこまでのレベルを一般ユーザーの車に求めるわけにはいきませんが もしセッティングで悩んでいる場合はロール感を一番に参考にされると良いです。

ドライバーは誰もが無意識のうちに身体全体で車の挙動を感じています。

決してステアリングのみからではなく、腰や肩でGやロールを察知します。

つまりある程度のロール感はドライバーにとってみればコントロールの範囲なわけです。

こう言った車からのインフォメーションを巧く発生させることが大事です。

硬過ぎるバネではこのようなインフォメーションが巧く伝わらないので、いつオーバーステアになるか不安でしかたのない仕様になってしまいます。

また、バネレートだけでバネを決定するのは間違いです。

当社に相談にこられる多くのお客様は口を揃えて、"あまり、硬くしたくない"と言われます。具体的にはどの程度かときくと"Fが3KGぐらい...."と非常に控えめな答えが返ってきます。

これらは全てレートだけで判断されているためです。極端な話ですが、4kgでも、5kgでもそのまま地面にスプリングを置いて足で踏んづけるとある程度弾みます。

60kgの人間が片足で踏んでも弾むのです。

1000kgのロードスターは一輪約250kgの荷重が掛かります。走行中の荷重はその何倍にもなります。

結局、ショックとのマッチングになるわけです。

当社では日常のことを考慮にいれても、F6〜8kg R4〜6kgをお勧めします。内径、自由長、メーカーは個別に決定します。

メーカーが変わると、バネのスッペクもかなり変わります。

例えば、同径,、同長、同レートのバネでも線形や巻き数の関係から全く違ったスプリングが出てきてしまいます。

各メーカーの特徴もよく把握しておくことも大事なことです。


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