1）VVTソレノイド部Ｏリングセット

VVTソレノイドも分解を行い、内部のフィルター、Oリング、ガスケットなどは交換が望ましいものです。
ソレノイド部のオイル切り替えによって、カムシャフト位相が制御されているので、非常に重要なメンテナンスと言えます。

また、ソレノイド部のオイルコントロールバルブ付け根にもOリングが使われていますが、この部分単品のOリングはマツダ純正部品では設定がありませんので、MARUHA独自で設定しております。

2）NB8 Sr2 / VVT部ガスケットセット

NB系の純正品はNA系よりも廃盤アイテムが目立つ様な気がします。 現存台数から割り出される需要性のもと、メーカー側も部品供給の継続を決定していくのでしょうが、少なくともエンジン部品はできる限り長く維持して頂ければと強く願います。

VVTプーリー部のガスケットセット

NB8後期型（20万番台〜）には、インテーク側にVVT専用のプーリーが供えられます。
何もエンジン分解時にのみプーリーを外すのでなく、簡単なカムシャフト部のOリングを交換する際でも、プーリーは外さなければなりません。
そこで、必要な純正部品は、ブラインドカバーのガスケット。

▲これが、生産終了。

しかし、非常に大切なパーツであり、廃盤はとても困った話です。

純正品には、鉄ガスケットに折り目を付けた、ビードタイプのガスケット仕様。
画像を見ていただければ分かる通り、一度使用したガスケットのビード部は既にビード山が平坦になっている状態。これでは反発性を失い、シール性能も著しく低下してしまいます。

MARUHA特注ガスケットは、ガスケット両面に発泡NBRゴムを採用しています。
発泡NBRは小さなねじトルクに対し、安定したシール性を確保することが可能です。
この部分に使われるスクリューボルトはM5ｘ3本のみ。わずかなトルクで確実なシール性を得るためのMARUHAの工夫です。

また、このスクリューボルトもメーカー廃盤のため、同時にMARUHAで独自に設定をしております。
画像からお判りいただける通り、外す際に非常に硬く締まっていることが多く、工具掛かりに損傷を与えてしまうことも良くあります。
ダメージのあるスクリューボルトを再使用するよりは、ガスケットと一括で新品部品に交換されることを強く推奨いたします。

単品販売も可能ですが、ガスケットとスクリューボルトとのセットがお得で便利です。

※一台に3個必要です。

３）その他

MARUHA独自で設定しているエンジンガスケットセットには、これら上記１）２）のガスケットセットは含まれておりませんので、これらガスケットセットは別途お求めください。

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