ウォーターハウジング(アウトレット、インレット)の劣化
タイミングベルト、ウォーターポンプ(W/P)の作業、あるいはエンジンOHなどの作業において、水回りのパーツは大事なポイントになります。
大抵の場合は、W/Pは交換、他はホース類を交換。こんな程度で作業が進められる事と思います。
しかし、ハウジングはアルミ製なので錆びないものと思い違いをされている事はないでしょうか。 実際には、こんな状態になっている事は珍しくありません。
腐食により、表面にかなりの凹凸が出ているケース


これはNA6用のサーモスタットアッパーカバー。ここにラジエターホースが挿入されるのですが、表面が大変荒れています。
このハウジングは、一度ウェットブラストで汚れを除去した後のモノなので、純粋なアルミ肌となっています。 ブラストを掛けずにワイヤーブラシ程度で擦った程度では分からないかも知れません。こんな状態では再使用は難しいです。


これもNA6用のシリンダーヘッド裏側のウォーターハウジング。
このパイプにはヒーターホースが装着されます。
これも同様にブラストでクリーニングした後のものですが、相当に凹凸状になっています。


凹凸が出ているのは、パイプの差し込み口だけではありません。
カバー同士が合わさるフランジ面も荒れています。
例えガスケットが入るとしても、この凹凸は水漏れの原因になる可能性があります。


これはW/Pサイドのハウジングです。
フランジ面をオイルストーンで平らになる様に均してみましたが、腐食による凹凸は消すことができません。
これも交換対象です。


腐食はアルミ地ばかりではありません。むしろ、ハウジングから出ている鉄パイプの方が日頃のメンテでは錆を確認しやすいと思います。
ブラストを掛けた後の画像ですから、少しすっきり見えますが、錆を落とす前はかさぶたの様に盛り上がり、古いホースが抜けない位です。
既に相当に錆は進行しており、最使用するには危険な状態です。
如何でしょうか?
これらアルミハウジングは大抵の場合、在庫管理をされていないSHOP様では都合により再使用されているケースがあると思います。
折角作業をした際に、腐食が進んでかなり傷んでいるのであれば、一括交換が望ましいとMARUHAでは考えております。
豊富な純正部品の在庫管理が役立つ瞬間です。
やっと組んで、いざエンジンを回して確認した結果、冷却水は漏れていない。
所がユーザー様にお返しして少しの間乗られた後で、僅かに漏れが出てしまった。こんなケースも過去にあります。本当に稀なケースでもあるのですが、実際に起こり得ます。
良く見かけるのが、液体ガスケットを厚く塗って作業をしている方もおられます。
しかし、根本から対応をしているものではありません。
新品部品を使えば、費用は更に掛かってしまいますが、長く乗られるためのメンテナンスであり、また、メーカーがいつ廃盤にするかも予想できない昨今。
部品が入手できて、且つ交換のタイミングであれば、迷わず新品に交換されておくことを強く推奨しておきます。
ウォーターハウジングセット NA6用

■NA6 構成図
NA6用
set25082200 For NA6(全車)
¥35,816(¥32,560)
- ウォーター ポンプ インレット NA/NB共通
14,070x1 - サーモカバー
7,050x1 - パイプ バイパス NA6用
4,780x1 - アウトレツト ウオーター
2,810x1 - カバー サーモスタツト NA6用 アッパーホース側
2,690x1 - フランジ ボルト W/P用 インレット/アウトレット
150x7 - フランジ ナット サーモカバー用
110x1
ウォーターハウジングセット NA8用

■NA8 構成図
NA8用
set25082210 For NA8(全車)
¥33,825(¥30,750)
- ウォーター ポンプ インレット NA/NB共通
14,070x1 - サーモカバー
5,070x1 - バイパス パイプ NA8 NB8用
4,000x1 - ウォーター アウトレット
3,390x1 - サーモスタット カバー
3,100x1 - フランジ ボルト W/P用 インレット/アウトレット
150x6 - フランジ ナット サーモカバー用
110x2
NB用のヘッド裏側のアウトレットハウジングは”廃盤”です。
部品番号:BP4W-15-179
この部品はNB6、NB8共に兼用なので、困っています。・・供給できません。
■NB 構成図
強化ラジエター/Radiator
STDラジエター/Radiator
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